華氏65度の冬

うたを翻訳するということ

中文歌曲

美麗世界的孤児 もしくは おまえが泣くな (2000. 汪峰)

美麗世界的孤児 美麗世界的孤児 中国語原詞はこちら Bié kū wǒ qīn'ài de rén 別哭 我親愛的人 wǒ xiǎng wǒmen huì yīqǐ sǐqù 我想我們会一起死去 bié kū xià rì de méiguī 别哭 夏日的玫瑰 yīqiè yǐjīng guòqù 一切已経過去 nǐ kàn chēliàng chuānsuō 你看…

再見二十世紀 もしくはさよなら20世紀 (2002. 汪峰)

再見二十世紀 再見二十世紀 中国語原詞はこちら Zhè shì Yījiǔ Jiǔjiǔ nián de dōngtiān 这是1999年的冬天 cónglái méi jīnglìguò de hánlěng 从来没经历过的寒冷 jiē biān de lóu qún zhí chā lántiān 街边的楼群直插蓝天 rénmen dōu quánsuō 人们都蜷缩 zà…

1937 もしくは南京大虐殺から80回目の12月13日によせて (2007. 麻吉)

Machi 一九三七南京 1937 中国語原詞はこちら 不管時間 過了多久 どれだけの時間がすぎても 傷口 依然存在 傷は消えはしない。 眼淚 依然滾燙 今もあふれる熱い涙 有些人 有些事 有些歷史 忘れてはならない人がいる。 忘れてはならないことがある。 忘れては…

東北偏北 もしくはとんぺいベイべー (2000. 汪峰)

东北偏北 北京語原詞はこちら Suǒyǒu de shì dōu méishénme qíguài de 所有的事都没什么奇怪的 jiù xiàng zhè'er de tiānkōng hé dàdì 就像这儿的天空和大地 cóng zhèlǐ yīzhí zǒu dào yǒnghéng 从这里一直走到永恒 bùguò shì yīdiǎn bēi'āi hé kuángxǐ 不过…

黄昏裡 もしくは暗くなるまで (1995. 王菲) もしくは (1975. 鄧麗君)

いつも唐突に始まる中文歌曲シリーズ、今回はせっかく登場いただいた新旧の2人の「アジアの歌姫」の共演という形で、締めくくることにしたい。この曲はフェイ・ウォンが1995年に出したテレサ・テンのトリビュートアルバムを通じて初めて知ったのだけれど、奇…

漫步人生路 もしくは ひとり上手 (1983. 鄧麗君)

中国語で歌われている中島みゆきの歌をひとつひとつ翻訳してゆこうと思ったら、それだけで新しいブログをひとつ立ちあげるぐらいのことが必要になってしまう。中国語版のWikipediaにはその一覧表が載っているのだけれど、よくまあこんな目立たないアルバム曲…

容易受傷的女人 もしくはルージュ (1992. 王菲)

王菲 (フェイ・ウォン) の歌声に私が初めて触れたのは、以前に紹介した恋する惑星という香港映画の主題歌を通じてのことだったけど、90年代の初頭に彼女が「アジアの歌姫」として大ブレイクするきっかけを作ったのは、この「容易受傷的女人」という曲だった。中…

薩拉熱窩的羅密歐與茱麗葉 もしくは with (1994. 鄭秀文)

中国人の友だちが、「願世界和平 (世界の平和を願って)」というメッセージを添えて、こんな歌を送ってきてくれた。 般若心経の一節と勘違いしてしまいそうな、難しい漢字の並んだタイトルは、「サラエボのロミオとジュリエット (サライウォでいっロマアウゆジュ…

水手 もしくは見返り美人 (1992. 鄭智化)

前回とりあげた鄭智化(チョン·チーホァ)さんの、最も有名な曲を紹介しておきたい。「水手」とは「船乗り」という意味。こちらの歌は普通話(北京方言を基礎とした「共通語」)で歌われている。私が初めて、そらで歌えるようになった中国語の歌でもある。 90年代とい…

吙伊去 もしくは ほいき -Let it be- (1992. 鄭智化)

「Let It Be」を取りあげた以上、この歌も取りあげておきたい気持ちになった。私が知っていて歌うことのできる、今のところ唯一の閩南語(みんなんご)の歌である。 鄭智化 吙伊去 吙伊去 閩南語原詞はこちらなしーぐゎん しんちん 喃係阮 心情 うつーで しすん …

夜雨寄北 もしくはチンウェンクイチーウェイヨウチー (9世紀. 李商隠)

唐代の詩人に李商隠という人がいる。昔の中国の詩人には珍しく、ラブソング的な詩を多く残した人である。「登楽遊原(らくゆうげんにのぼる)」という詩が一番好きなのだけど、今回紹介するのは「夜雨寄北(やう きたによす)」という詩である。 Yè yǔ jì bě…

東方的威風 もしくはホトトタイマホー (1983. 成龍)

「ミスター・ハイディホー」という、日本の文字で書くと実にしまらない字面になるキャブ・キャロウェイさんの二つ名を読んで、思い出したのは子どもの頃に大好きだったこの歌だった。と言うよりまず、このコントだったと言うべきかもしれない。 ごっつええ感…

紅日 もしくはそれが一番大事 (1992. 李克勤)

さて、ひさしぶりにアジアの曲を取り上げよう。先月の末にオールマンブラザーズバンドのグレッグ・オールマン氏が逝去されたが、私は実は一度も聞く機会に恵まれなかった。その代わりと言っては何だが、その瞬間から頭の中に回り出したのが、この曲だった。…

夢中人 もしくは Dreams (1994.王菲)

香港ではウォン・フェイ。大陸ではワン・フェイ。日本ではフェイ・ウォン。英語圏ではFaye Wong。世界的スターになるとはこういうことかというぐらい、いろんな名前で呼ばれているのが、王菲(あえて日本語読みにするなら、おうひ)さんである。(調べてみたら…

春天里 もしくは願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ (2009. 汪峰)

昨日のエセーニンについての記事を書き終えてから、彼の詩の最後の単語であるумирать(ウミラーチ=死ぬ)という言葉が日本語の「埋める」と似た音を持っていることが、何となく心に引っかかった。うみらーち。うみらーち。心の中で繰り返しているうちに脳裏に…

海闊天空 もしくはまた新しい、物語を、生きるよ (1993. BEYOND)

このブログのテーマは「うたを翻訳するということ」である。だから当然、英語以外の曲もここでは取りあげる。自分にとって最も大切な3つのバンドの曲を最初に紹介した上で、ストーンズとビートルズを出したその後に来るバンドは、私にとってはBEYOND以外にあ…