華氏65度の冬

うたを翻訳するということ

節目は日本語曲

奈良県立平城高校校歌 もしくは600曲目を迎えて (1980. 同左)

青垣めぐる平城山の 2000年平城山祭 「青春に決着をつけること」をテーマにして、CDやレコードの歌詞カードが誤訳だらけだった時代に自分が出会ってきたさまざまな楽曲とイチから向き合い直すことを追求してきたこのブログであるわけなのだけど、今まで私が歌…

祈っ時 もしくはケセン語訳新約聖書マタイ伝6-9 (2002. 山浦玄嗣)

ケセン語訳新約聖書マタイ伝第6章より 「主の祈り」 天においでのお父様 Ten ni oide no Odód’sama, その名も高ぐ、あっ尊でァ! Sono na mo tagágu, áttōdai! お取り仕切りの来るように Odórisigiri no kurú yō ni. お膝元でのそのように Ohizamodo de no so …

おだやかな時代 もしくは500曲目を迎えて (1991. 中島みゆき)

ゆうべの雨が残す水たまり 靴底にしみて爪先を濡らす 僕はジョークだけが上手くなった 愛を真に受けてもらえなくなった 僕に怯える天使たちよ 僕は君ほど強くないさ まだ眠っている 街を抜け出して駆け出すスニーカー 毎日 Broken my heart 声も立てずに 毎…

秋の夜長 もしくは450曲目を迎えて (1990. NEWEST MODEL)

音もなく降り暮らす 木の葉の下で眠りゆく 空さえも喜びの笑顔見せず 毎日が果てしない 大きな川に浮かびゆく 橋げたにつかまりて一息つく "いつまでもいつまでも 二人でいたい" あー道端で拗ねたまま しゃがみこむ日々 街灯が照らしてる 家並みの影重なりて…

うそつきのロッカー もしくは400曲目を迎えて (1989. 川村カオリ)

友達になろうと 君はみんなに言う 愛と夢 探そう それが口ぐせだね 君は そう おしゃべりなロッカー 生きるのが下手さと 器用に笑う君 ブーツをすりへらし 追いかけたのは僕 君は そう ウソつきのロッカー きっと誰よりも 僕のこと知ってるけど でも君は知ら…

カリント工場の煙突の上に もしくは350曲目を迎えて (1993. 玉置浩二)

「うたを翻訳すること」をテーマにしているこのブログ、50曲目ごとに日本語で書かれた曲のこともひとつずつ取りあげるスタイルを取りながら300曲目まで来たのだけど、1994年に東大寺で開催された「AONIYOSHI」コンサートに登場した楽曲をひとつひとつ順番に取り…

暮れてゆく空は もしくは300曲目を迎えて (1989. 遊佐未森)

遊佐未森 暮れてゆく空は 1989 石を投げたくなって 川原に下りたら 君が橋の上を 自転車で過ぎて行く 追いかけたりしたら 夕暮れの空に君が そのまま吸い込まれてゆきそう そんな気がして声を飲み込む そんな気がして声を飲み込む 暮れてゆく空は 戻らない季…

トゥルー·ロマンスもしくは250曲目を迎えて (1996. 筋肉少女帯)

50曲目ごとに日本のアーティストの曲を取りあげるというのが、現在までに何となく確立しているこのブログのスタイルなのだけど、100曲目と200曲目が女性アーティストの曲だった一方で、50曲目と150曲目は男性アーティストの曲だった。順番から行くと250回目…

秋の夜長に もしくは200曲目を迎えて (1988. 東京少年)

ああ輝いた日 取り戻してみせよう ああ駆け抜けた日 取り返してみせよう もしも君が今 そばにいたらな どんなに無鉄砲なことも できただろうな 今はひとりで握りしめてる 君の分まで =歌詞全文はこちら= 自分で決めたルールだとはいえ、日本語で書かれた曲…

激しい雨 もしくは150曲目を迎えて (2006. 忌野清志郎)

Oh 何度でも夢を見せてやる Oh この世界が平和だった頃の夢 RCサクセションが聞こえる RCサクセションが流れてる ブルースブラザーズの曲と、同じ音がする。バックで演奏しているのは同じ人たちなのだから、当たり前ではある。 この曲を聞くたびに、彼はもう…

Sinky-York もしくは100曲目を迎えて (1989. Jitterin' Jinn)

恋人もいないくせに 手編みのマフラーどうするのさ クリスマスプレゼントに まだ間に合うからもらっとくよ ああ何となく ああこんな日は ああ思い出す そう 昔話さ 初めての口づけは 君が帰る坂の途中で 唇にふれただけの さよならのキス さよならのキス 君…

風にハーモニカ もしくは50曲目にあたって (1995. Heatwave)

風にハーモニカ この街の夜空にハーモニカ それでも朝になれば 人はバス停や街角で 昨日見た夢を語るだろう 風にハーモニカ この国の政治家にハーモニカ あんたの胸にどくどく 流れる乾いた血の音を 一度だけ俺は聞いてみたい 風にハーモニカ 風にハーモニカ…