華氏65度の冬

うたを翻訳するということ

The Clash

Hitsville U.K. もしくはずっとクリスマスソングだと思っていた曲 (1980. The Clash)

Hitsville U.K. Hitsville U.K. 英語原詞はこちら They cried the tears, they shed the fears, Up and down the land, They stole guitars or used guitars So the tape would understand, Without even the slightest hope of a 1000 sales Just as if, as…

Spanish Bombs もしくは No Pasarán (1979. The Clash)

1937年、マドリードの市街に掲げられた横断幕。 「No pasarán (やつらを通すな)」 「ファシズムはマドリードを征服しようとしている」 「マドリードはファシズムの墓場となるのだ」 赤は共産主義者(コミュニスト)の色。 黒は無政府主義者(アナーキスト)の色。 ジョ…

Brand New Cadillac もしくは新車のキャデラック (1979. The Clash

車が出てくるクラッシュの歌と言えば、これしかない。一時期、日産自動車のCMに「I fought the law」が使われていたことがあるけれど、あんなのは本当に、笑えない冗談だと思う。湾岸戦争の時、米軍の兵士がイラクを爆撃する飛行機の中で「Rock the Casbah」を流…

Lost In The Supermarket もしくは保障つきの俺なのに (1979. The Clash)

不安にとりつかれた少年の歌と来れば、次はこれだ。気持ちいいぐらいびしばしとつながってゆく。ステージフライトの歌に続くのは、スーパーマーケットで迷子になってしまった男の子の歌である。 Like a Rolling Stone Lost In The Supermarket 英語原詞はこ…

Rudie Can't Fail もしくはルーディだったら大丈夫 (1979. The Clash)

前回は「人から説教されること」をテーマにした曲だったと言えるが、そのテーマでクラッシュの曲と言えば、一択でこの歌だ。私自身、大好きな曲である。 Rudie can't fail Rudie Can't Fail 英語原詞はこちら Sing, Michael, sing-on the route of the 19 Bus!…

I'm So Bored With The U.S.A. もしくは反アメリカと言うほどでもない歌 (1977. The Clash)

特集記事にかまけている間に、気がつけば200曲目が目前に迫ってきてしまっているのだが、考えてみると100曲台に突入してからというもの、ドアーズの曲はともかく、ザ・バンドの曲とクラッシュの曲を一度も取りあげていない。この3つのバンドの曲を中心に翻訳…

London's Burning もしくはキャッホー医者や警察やー (1977. The Clash)

あったまくるぜ まったくよ ただめし食って のうのうと いい家すんで のんびりと なんにもしねえで スクスク育つ なーにが日本の象徴だ なんにもしねえでふざけんな なーにが日本の象徴だ なんにもしねえでふざけんな 苦労もしねえでウメボシ殿下 坊っちゃま…

London Calling もしくは何処かでオオカミが哭いている (1979. The Clash)

クラッシュを思うように取りあげることができないまま100曲が間近になってしまったのも、この曲の翻訳に手こずり続けてきたからである。タイトルからして、これだと言える訳詞がいまだに見つからないままなのだ。 要するに「ロンドン・コーリング」というフ…

(White Man) In Hammersmith Palais もしくはハマースミス・パレスの白人 (1978. The Clash)

「この曲は特に聴くのが辛い。 なぜならあの夜ジョーと一緒にハマースミスに行ったのはこの俺だから。 あの曲がうたう通り、あの場でジョーが唯一の白人だった。 ジョーは本場のレゲェ観れると期待してワクワクしてた。 ジャマイカのゲットーに住む人間達を…

Hateful もしくは憎むべきこと (1979. The Clash)

ザ・クラッシュと私の出会いについては、長々しくは話さない。初めて好きになった人が初めて貸してくれたCDがクラッシュの「ロンドン・コーリング」だったのだから、私がそれを好きにならないわけがなかった。このアルバムに入っている曲は今でも全部好きだ…