華氏65度の冬

うたを翻訳するということ

暮れてゆく空は もしくは300曲目を迎えて (1989. 遊佐未森)













遊佐未森 暮れてゆく空は 1989













石を投げたくなって
川原に下りたら




君が橋の上を
自転車で過ぎて行く




追いかけたりしたら
夕暮れの空に君が




そのまま吸い込まれてゆきそう











そんな気がして声を飲み込む



そんな気がして声を飲み込む









暮れてゆく空は



戻らない季節のようで



淋しいけれど



いつもきれい











橋の向こうに見える
小さな鳥居の




風が吹いて草が
揺れているあのあたり




子供の頃の君が
ひざを抱えているよ




笑いこらえじっと隠れてる










そんな気がして僕も笑った




そんな気がして僕も笑った











流れてく川は



振り向かない心のようで



淋しいけれど



いつもきれい













暮れてゆく空は



手離した言葉のようで



淋しいけれど



いつもきれい









とてもきれい









みなさんよいお年を!











え / id:fukaumimixschool



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