華氏65度の冬

うたを翻訳するということ

A Pair of Brown Eyes もしくは茶色いふたつの瞳 (1985. The Pogues)


A Pair of Brown Eyes

A Pair of Brown Eyes

英語原詞はこちら


One summer evening drunk to hell
I stood there nearly lifeless
An old man in the corner sang
Where the water lilies grow
And on the jukebox johnny sang
About a thing called love
And its how are you kid and whats your name
And how would you bloody know?

ある夏の夜のこと
おれは死ぬほど酔っぱらって
ほとんど抜け殻みたいにそこに立ってた。
角のところにいた爺さんが
「睡蓮の咲くところ」を歌ってた。
ジュークボックスでは
せっかくジョニー·キャッシュが
「愛と呼ばれるものについて」を
歌ってたってのによ。
そんでもって
調子はどうだ兄ちゃんとか
名前は何て言うんだとか
言ってきやがった。
それで「お前にわかるか?」って言うんだ。


In blood and death neath a screaming sky
I lay down on the ground
And the arms and legs of other men
Were scattered all around
Some cursed, some prayed, some prayed then cursed
Then prayed and bled some more
And the only thing that I could see
Was a pair of brown eyes that was looking at me
But when we got back, labeled parts one to three
There was no pair of brown eyes waiting for me

わしは叫び声をあげる空の下で
死体と血の中に横たわってた。
他の人間の腕やら脚やらが
そこらじゅうに散らばってた。
呪いの言葉を口にするやつもいたし
祈ってたやつもいた。
あるやつは祈ってから呪って
それからまた祈って
そしてまた血を流しに行った。
その中でわしに希望があったとすれば
茶色いふたつの瞳がわしのことを
見ていてくれてるはずじゃという
ことだけじゃった。
それなのに死体のカケラに番号を振って
わしらが戦争から戻ってきたら
わしを待ってるはずの茶色いふたつの瞳は
どこにも見つからなかった。


And a rovin a rovin a rovin I’ll go
For a pair of brown eyes

そしてわしはさまよってさまよって
さまようんじゃよ。
茶色いふたつの瞳のために。


I looked at him he looked at me
All I could do was hate him
While ray and philomena sang
Of my elusive dream
I saw the streams, the rolling hills
Where his brown eyes were waiting
And I thought about a pair of brown eyes
That waited once for me

おれはその爺さんを見て
その爺さんもおれを見た。
レイ·レナムとフェロメナ·べグレーが
「捕まえにくい夢」についての歌を
歌ってた中で
おれにはその爺さんを
憎むことしかできなかった。
小川の流れるその田園風景を
おれは知っていた。
茶色い2つの瞳が
爺さんを待ってるはずだった場所だ。
そしておれも
いつかはおれを待っていたはずの
茶色いふたつの瞳のことについて考えた。


So drunk to hell I left the place
Sometimes crawling sometimes walking
A hungry sound came across the breeze
So I gave the walls a talking
And I heard the sounds of long ago
From the old canal
And the birds were whistling in the trees
Where the wind was gently laughing

それでおれは地獄のように酔っぱらって
這ったり歩いたりしながら
その店を離れた。
飢えた声のような音が
そよ風に乗って流れてきたから
おれは壁に向かって話しかけた。
古い運河から
昔々の音が聞こえるのが聞こえた。
風がやさしく笑う中
小鳥たちは木の上でさえずっていた。


And a rovin a rovin a rovin I’ll go
For a pair of brown eyes

そしておれはさまよってさまよって
さまようんだろう。
茶色いふたつの瞳のせいで。



=楽曲データ=
Released: 1985.5.18.
Key: G

A Pair of Brown Eyes

A Pair of Brown Eyes