華氏65度の冬

うたを翻訳するということ

Jamaican Rhapsody もしくは神奈備の三室の山を秋ゆけば (2018. Ronald Reggae)


Jamaican Rhapsody

Jamaican Rhapsody

英語原詞はこちら


Is this this the real leaf?
Is this the cannabis?
caught on a dry side
must escape from reality
just legalize and I'm gonna plant my seeds
I'm just a homeboy weed is no luxury
I need a doobie here doobie there
little high very high
everywhere the weed grows no law really matters to me to me

これって本当の葉っぱなんですか。
これが大麻ってやつなんですか。
ドライな世界に押し込められて
現実逃避が必要なんです。
ただ合法化してください。
そしたら自分で種をまきますから。
おれは単なる地元民です。
草なんて大した贅沢品じゃありません。
おれはただ
あっちでドゥービーして
こったでドゥービーして
ちょっとだけハイになって
めちゃめちゃハイになって
そういうことがやりたいだけなんです。
草が生えてるところならどこでも
法律なんておれには関係ないんです。
おれにはね。


Ganja never killed a man
put a blunt against his head
light the lighter now his dead
Ganja everybody is a gift from God
so why go and throw it all away
Ganja oohoo (let the weed grows)
is meant to make you fly if I'm not back again this time tomorrow
pass it on, pass it on save me some for later

ガンジャというものが
人を殺したためしはない。
鈍ーくなるやつを
あいつの脳天にくれてやろう。
ライターに火をつければ
もうあいつはイチコロだ。
ガンジャというものはみなさん
神からの贈り物なのです。
それなのにどうして表に持ち出して
捨ててしまったりするのでしょうか。
ガンジャ
ううう
(草は生えるにまかせようではないか)
それはあなたに
空を飛ばせてくれるものです。
もしおれがいつもと違って
明日は帰ってこれなくなったとしても
回してください。
回し続けてください。
後で吸えるようにおれの分も
ちょっとだけ残しといてください。


too late the time has come
getting legal around the world
and improving all the time
goodbye prohibition grass has got to grow
gonna leave ignorance behind and spread the buds
Ganja oohoo we all wanna fly
this magical herb should be distributed to all

遅すぎるんだ。
時代は変わってる。
世界中で合法化されてるし
状況はどんどん良くなってる。
禁止よさようなら。
草ってものは伸びなきゃならない。
自分の無知には別れを告げて
そこらじゅうにつぼみをつけるのさ。
ガンジャ
ううう
おれたちはみんな飛びたいんです。
この魔法のハーブはみんなのために
平等に分配されるべきなんです。


(guitar solo)

I need a little single puff on a spliff
purple kush purple kush will make me one to go
skunk and northern lights aren't very very frightening me
Marcus Garvey, Marcus Garvey, Marcus Garvey,
Marcus Garvey, Bobaro Marleyfico, Marleyfico oh ho hooooo

スプリーフを一本だけ
スパスパしたいだけなんです。
紫のクシュ
紫のクシュがおれをイかせてくれる。
スカンクもオーロラも私には
そんなにめちゃめちゃ
怖いというわけではない。
マーカス·ガーベイ!
マーカス·ガーベイ!
ボブろ·マーリィふぃこ
マーリィふぃこ!


I'm just a homeboy, nobody stones me
he's just a homeboy from a dry
neighborhood spare him his grass from this illegality

ぼくは単なる地元民で
誰もぼくのことを
ストーンさせてくれない。
彼氏はドライな街の地元民。
隣人よ
その非合法性のただ中から
彼氏に葉っぱをわけておあげなさい。


easy grass easy grow will you let me grow? Indica No!
we will not let you grow let me grow Indica we will not let you grow
let me grow Indica we will not let you grow let me grow we will not
let you grow let me grow we will not let you grow let me grow
oh oh oh oh yes yes yes yes yes Sensimilla sensimilla let me grow
beelzebud has a devil pot a side for me for me for meeeeee

ありふれた雑草なんだから簡単に育つ。
育てちゃダメですか?
インディカはダメ!
育てさせてあげるわけには行きません。
育てさせてくださいよ。
インディカは
育てさせてあげるわけには行きません。
インディカを育てさせてくださいよ。
育てさせてあげません。
あげてよ。
あげません。
ああもおわかりましたよ。
シンサミラ!
シンサミラを育てさせてくださいよ。
ベルゼ·バッドが悪魔のポットを
ある場所に持っているんです。
ぼくのために。
ぼくのためにです。


so you can stone me and spliff makes me high
so you can come here and outsmoke the-I

だからあなたはぼくのことを
ストーンしてくれていいのだし
スプリーフはぼくのことを
ハイにしてくれるのですよおお。
だからあんたもこっちに来て
あの「アイ」をふかしまくってくれたら
いいのですよおお。


oooooo bredrin
pass it on to me bredrin
just gotta get high
just gotta get high right now

ううううブレドリン
回してくれよブレドリン
とにかくハイにならなくちゃ
とにかくハイにならなくちゃ
今すぐに!


(chillest intsrumental ever)
最高にゾクゾクするような間奏

no law really matters anyone can smoke
no law really matters no law really matters to the-I
everywhere the weed grows.

法律なんてマジで問題じゃないのさ。
誰だって吸えばいいんだ。
法律なんてマジで問題じゃないのさ。
あの「アイ」にはね。
この世に草が生え続ける限り。

=翻訳をめぐって=

  • この曲を歌っている「ロナルド·レゲエ」というアーティスト(グループ?)の名前はWikipediaにも載っていないのだけど、おそらく私が小学生の頃にアメリカの悪い悪い大統領だったロナルド·レーガンの名前をもじっているのだと思う。この人たちが本当にジャマイカ人なのか、私には今のところ分からないし、ジャマイカというのが本当にこういう人たちにとって天国みたいな国なのかどうかということも、私には今のところ分からないとしか言いようがない。
  • caught on a dry side…「dry side」は「ドラッグが手に入りにくい場所」を指すスラングなのだという。例えば、日本とか。
  • I'm just a homeboy…「homeboy」の直訳は「地元民」だが、黒人のスラングとしては「相棒」とか「親友」という意味でも使われる言葉だとのこと。
  • weed is no luxury…「weed」は「雑草」だが、「マリファナ」のスラングでもある。
  • doobie here doobie there…「doobie」は「マリファナの葉巻やジョイント」のことを指す俗語だとのこと。て言っか「ドゥービー·ブラザーズ」ってそういう意味だったのかよおい。
  • Ganja…大麻草のこと。いこーるマリファナ。
  • put a blunt against his head…「blunt」は「鈍い」という意味の形容詞だが、「マリファナ」のスラングでもある。
  • grass has got to grow…「grass」は「イネ科の植物の総称」だが、「マリファナ」のスラングでもある。何回同じことを書けばいいのだ。
  • spread the buds…「bud」は「つぼみ」という意味だが、「マリファナ」のスラングでもある。「何回同じことを書けばいいのだ」。と書くのはもう一回だけガマンするべきだった。
  • spliff…普通のタバコにマリファナの葉っぱを混ぜ込んだものを言うのだという。
  • purple kush will make me one to go…「Kush」とはアフガニスタンからパキスタンの一帯にかけて栽培されている「インディカ種」のマリファナの呼び名なのだという。
  • skunk…スラングのことなら何でも教えてくれる「Urban Dictionary」というサイトによるならば、「スカンク」というのは洗練された味わいのサティヴァ種と野趣の強いインディカ種を掛け合わせたマリファナの品種で、かなり、キツいのだという。
  • northern lights…同じく「Urban Dictionary」によるならば、現在知られている中で2番目に強い品種のマリファナが「northern lights」と呼ばれているのだという。なお、「northern lights」は私が大好きなザ·バンドのアルバムタイトルの一部にもなっているが、これは「オーロラ」という意味である。
  • Marcus Garveyマーカス·ガーベイは20世紀初頭に活躍したジャマイカ出身の黒人解放運動の指導者の名前。Wikipediaの記事へのリンクを貼っておきました。
  • Bobaro Marleyfico…かなり無理があるようにも思うのだが、ボブ·マーリーの名前をイタリア語っぽく言ってみようと試みているのだと思う。イタリア語って言うか、むしろラテン語なのかな。「彦」だけ聞くと、日本人の名前の一部のように聞こえないことがなくもない。ということは聞こえない。いや多少は聞こえる。どないやっちゅーねん。
  • nobody stones me…「ストーンする」は「ドラッグで酩酊状態になること」の表現なのだが、どんな感じになるのかは私は知らない。ということについてはかなり昔に書いたこんな記事で触れてあります。
  • Sensimilla…とても高級なマリファナの一種なのだけど、品種というわけではなく、その製法がレアなのだそうで、何でも大麻草の雌花だけを雄花から隔離して受粉させないようにすることで独特の味わいが醸し出されるらしいのだが、誰得なのだこの豆知識は。
  • beelzebud…「ボヘミアン·ラプソディ」に出てきた「蝿の王ベルゼブブ」に、無理やり「マリファナ」を意味する「バッド」を引っかけているのだろう。て言っかいきなりこのページに来た人は何なのだこれはと思ってるかもしれないけれど、この記事は飽くまで前回翻訳した「ボヘミアン·ラプソディ」の記事の「おまけ」なのですからね。
  • devil pot …「pot」はもちろんお湯を入れたりするあのポットなのだが、「マリファナ」のスラングでもある。ごめんなさいこれで本当に最後にします。
  • the-I…直訳は「あのアイ」。この言葉だけは、いくら調べても分からなかった。ひょっとして「おれさま」みたいな意味なのかもしれないが、やはり文脈的には「マリファナ」のスラングなのかもしれない。じゃあその「アイ」は一体何の「アイ」なのだ。もういいや考えないことにする。私、基本的に英語喋れない人だし。書いてあることは全部辞書からの丸写しだし。
  • bredrin…ラスタの用語で「きょうだい」という意味。相手が女性の場合は「sistren」と言うそうです。


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ではまたいずれ。